ゆず茶の効果


ゆず茶は韓国の一般的なお飲み物です。韓国のご家庭では広く飲まれていて「ユジュチャ」と呼ばれて親しまれています。お茶と言いましても茶葉は使っていません。ゆずを皮ごと薄切りにして、砂糖やハチミツに2週間ほど漬け込んでジャム状になったらできあがりです。ゆず茶には果肉が多く含まれていますので、歯ごたえがあり、ゆず独特の柑橘系の香りと甘みが味わえます。

ゆず茶の飲み方はカップにスプーン2~3杯を入れて、お湯を注いでかき混ぜます。冬に1杯飲むだけで体中がぽかぽかしてきます。夏は冷やしてお召し上がりいただくのがおすすめです。さっぱりした香りが暑さを和らげてくれます。チューハイやカクテルにもよく合います。ママレードの代わりにパンにぬったり、ヨーグルトにかけたりもおいしくいただけます。

ゆずは、レモンの4倍のビタミンCが含まれていますので、昔から美肌効果があるとして注目されている果物です。ゆずに含まれる成分には血液の循環をよくする働きがあります。冬至にゆず湯に入る習慣があるのも、血液循環効果で身体の芯まで温めてくれるからです。新陳代謝を高め、肌を内側から綺麗にしてくれる効果があります。昔の人はゆずの効果を知らず知らずのうちに知っていたんですね。ゆずはビタミンC以外にも鉄分やアミノ酸やカルシウムなど、身体によい栄養素が豊富に含まれています。美肌だけではなく、風邪の予防や疲労回復にも効果的なんです。ゆずをたっぷり使ったゆず茶は日々の健康管理にぴったりですよ。